テンタキさんの移動型バンサウナについて
移動型バンサウナがとうとう完成しました!
この記事では、その製造秘話についてお伝えできたらと思います!
●バンサウナのコンセプト
この記事を読んでくれている皆さんに質問です。バンをサウナに改造できるの?そんなことするやついんの?まじバカじゃん!そう思いませんでしたか?ちなみにスタッフはみんな一回は思いました(笑)
テンタキチームはみんなサウナが大好きです。また運営会社の株式会社Huber.は、全国で観光案内所を運営していたり、地域プロデュースのお仕事をさせてもらっている関係もあり、日本全国に出張に出かける機会があります。その度に雲海見ながらサウナできたら楽しそう〜とか、星空見ながらサウナしたら楽しそう〜とか思ってました。
そんな夢と希望を叶えるために!作っちゃいました!
全国各地に眠ってる、こりゃすげー!って自然景観を活かしつつ、地元の飲食店さんや、宿やホテルの方々、イベント事業者さんなどと連携して、そこでしか出来ないアウトドアサウナ体験を、これから日本全国で作っていきたいと思ってます。
●バンサウナのデザインについて
バンサウナのデザインもどんな風に決めていったのかも、ちょっとだけお見せしちゃいます!バンをサウナに改造するのは当然初めて!でもせっかくだからカッコいいものを創りたい!そこでHuber.のクリエイティブディレクター芳賀さんに監修してもらい、あーでもないこーでもないと模索していきました。
バンサウナのコンセプトは「インダストリアル&モビリティー」
大人かっこいい感じをめざし、色目は落ち着かせて、室内は無節の木材をすべて使用。スリットから外の光がうっすら入り、落ち着いた雰囲気でゆっくりじっくりサウナを楽しめるように仕上げました。
<概要>
車体:日産キャラバン ハイルーフスーパーロングモデル
ナンバープレート:3755(サウナGOGO!)
サウナストーブ:HARVIA M3 PACKAGE
収容人数:6名
温度:80度〜100度程度
セルフロウリュもOK!
●サウナバンの製造過程について
サウナの細かい構造については割愛しますが、デザインの製造過程もちょこっと皆さんにもお見せしちゃおうと思います。
●アイディア第一弾
サウナについてのディスカッションを行い、一番初めに形になって出てきたアイディアがこちら!
シンプルにかっこいい!土壁の感じも色合いの感じも、ツートーンカラーの感じも!純粋にかっこいい!って思いました!しかし議論の過程で移動することを前提にするために、土壁は難しいのではないか?ツートーンカラーも良いけど、元々の状態の感じでも十分レトロでかっこいいのではないか?という結論に至り、この案はなしになりました!
(でもめちゃめちゃかっこいいですよね!)
●アイディア第二弾
二番目に起きたデザインが完成系のこちらのデザインに!
檜を使い無節の木材を採用。無節にするだけで熱にも強くなるし、高級感が一気に増す、かっこいい仕上がりになりました!メンテナンスのことも考え椅子は取り外し可能に設計し、窓は薄い光を入れられるようにスリッドの感じを採用。景色を楽しみたい時にはこれも外すことも可能にしました。
●実際の製造過程について
うっすら気になってる人もいると思いますが、こんなにもカッコいいデザインに本当になるの?そう思っている方いませんか?スタッフも一回は思いました!(笑)ちなみに一番最初の状態がこれで。マジで大丈夫かなぁ、と皆で心配しておりました。
デザインも確定し、いざ作業に!
最初は肝心の下地作りでした!車の底の凹凸を無くし、綺麗にした状態で板を貼る作業。ちなみに職人さんに「一番大変な作業はなんだったか?」って聞いてみたところ、この下地造りって言ってました。職人さんに感謝です。
それが出来たら次は骨組みづくり!
サウナの温度が逃げないように、防湿剤、防熱剤もぎっしり!とっても大事な作業です。
ここまで出来てくたらあとは板とタイル貼りの作業です。
すごい!どんどん出来てくる!写真を見るたびに感動してました!
さらにサウナに必要な椅子造り!
椅子は掃除や手入れもしやすいように取り外し可能なデザインにしてもらいました!こちらも無節に!実際に座らせてもらいましたが最高の座り心地でした!
いざ中にセッティング!
最後にサウナの主役HARVIAストーブを入れて完成!
無事にサウナバンが完成しました!
本当にデザインのイメージ通りの出来栄えに大満足です!職人さんは一ミリでもサウナスペースを確保できるように全力で試行錯誤しながら製造してくれました。実際に使うのが楽しみです。体験談は別の記事で書いてみようと思います。
移動型バンサウナは、これから色んな場所でサービスも展開していく予定なので、どうぞお楽しみに!